2017年5月8日月曜日

TW200のホイールについて③

バイクスポークホイールの組み方がわかったので下記に記す。

1.事前準備
 スプロケットやブレーキライディング等を外しておく。後では外れません!
 スポークの組み方を写真に撮るなり絵に描くなり記録しておく。

2.オフセット量確認
 水平な角棒等を利用してハブとリム端のオフセット量を確認する。
 横振れがあるので4箇所くらい且つ左右の値を確認しておく。

3.ニップルを緩める
 スタートは左右どちらからでも良いが、TWの場合は右側から緩める。
 また、リムの左右がわからなくなるのでマーキングなどをしておく。

4.組み直し
 TWの場合は左側から組み始める。まずはニップルを2山くらい締め込む。
 全てスポークをセットしたら、手で止まるくらいにニップルを全て締め込む。

5.オフセット調整
 これは最初にだいたい合わせてしまう方が後々楽なのである。

6.横振れ調整
 縦振れは横振れがない方が合わせやすいので大まかに横振れをとる。
 なお、振れが少なければ縦振れへGO。

7.縦振れ調整
 つらいと思うが辛抱して頑張る。1本単位やペア単位、左右単位など状況を見て
 締め込む。基本は締める方向で緩めはしないかな。

8.横振れと縦振れ調整を繰り返し
 横振れは左右で締めると緩めるをした方が楽。スポーク太いしね!
 リムの精度が高ければ極限まで、低ければ1mm以下の精度で妥協かな。

9.テンション調整
 横振れと縦振れが大体取れてくると大体テンションも出てくる。
 オフセット量、縦、横調整は三位一体なので細かく繰り返す方が楽。
 ただ、この段階でのオフセット調整はテンションがかかってるからしたくないな!
 ドライバーなどで叩いて音の確認。こもった音がしたら全てのニップルを増し締め。
 また、スポークのペアを握ってみて緩いとこがないか確認する。
 手で緩い場合はニップルがゆるゆるのはずです。

10.感想
 振れ取りは全てのニップルを緩めて最初からやり直した方が満足いく結果になると
 思う。ほんと、最小限での調整をしようと頑張ると難しいと思うよ。
 あと、1mmくらいの精度でよければ振れ取りは簡単と感じた。
 それと、TWの場合はニップルからスポークのネジ山が見える場合があり、
 適正テンションをどのように合わせるかが不明である。
 多分これをなくそうとするとオーバートルクになるスポークがありそうで様子見かな。

0 件のコメント:

コメントを投稿