2017年6月27日火曜日

OHSヒルモができた

久々に新作ホイールを作った。OHSヒルモである。
ママチャリでよく使われている常時点灯式のハブダイナモだ。
クイックリリース式で100mmだからロードで使える。
0.9Wと出力は低いものの回転が軽い。3Wのハブダイナモと比べるまでもない。

しかし、何に使うのだろう。ブルベにぴったりなのだろうが、私はやらん。
通勤・通学にもバッチリだが、ママチャリがあるしね。
しかも、私はロードではちっこいバッテリーライト派なのです。
まあ、いいや。そのうちテストしてみます。多分これは良いホイールなはず。

とりあえず手持ちのスポークを使い、#15/#16バテッドのイタリアン組みだ。
OHS組で24本である。こんなホイールは他にないはず!自己満足なのです。

2017年6月17日土曜日

新OHS組み失敗

新OHS組みは見事に失敗した。

32Hリムとハブでリアの反フリーを半分間引いたレイアウトになる。
こうすれば左右のスポークテンションは同一になるはず。

しかし、振れが全く取れない。
縦フレを取れば横振れして、横振れを取れば縦振れする。
センターを取れば縦も横も狂うという、もうどうにもならない。

とはいえ1mm以下のフレなんだが、縦フレが大きいとグワングワンして気分が悪い。
普通に32Hで組めば精度良く組めるるのでこれは断念せざる得ない。

2017年6月10日土曜日

通勤用ママチャリ運用編①

しばらくママチャリに乗って気がついた点をメンテナンスしてみた。

・前後ブレーキからの異音
・チェーン伸びによる異音
・前輪の振れ

まずは前後ブレーキからの異音だが、後輪はバンドブレーキにより、そういう仕様なので
無視として、前輪の異音はブレーキシューをハの字にすれば良いのだが。
調整機構なんぞないから部品を曲げるしかなく、やってみたもののダメかもしれない。
気にせず乗るか、ブレーキをデュアルピボットに交換かな。
音がなるのは恥ずかしいが、自動ベルと考えれば悪くもない。

次にチェーン伸びはチェーン引きを調整して完了した。初期が緩すぎたのかもしれない。
左右フレームとリムを定規で測り平行にしたが、ママチャリでここまでやる人はあまり
いないだろう。

最後の前輪の振れはペンディングとした。初期振れだろうか。フロントはスポーク長が
左右同一だから振れて欲しくない。テンションが低かったかな。これは要調査である。
まあ、1mmはなさそうなので乗るぶんには何も問題はない

2017年6月7日水曜日

高い_安い自転車

初心者は行いそうにないが、ポジション出しの練習とメンテナンスの練習、
脚作りであるならば安い車両はとても良い選択肢である。

量販店ではない自転車屋は、あえて?言わないが、地味な部分を点検調整している
のである。
ただし、自分でできるのであれば全くもって不要だが、技術はあっても特殊工具が
ないから調整はできないはずである。

確かなことは安い自転車は未完成品であり、丁寧に組まれていない。
量販店も大して点検調整はしないはずだ。

自転車は調整できる部分が意外と多いのだ。
買いっぱなしだと数年で不満が募り買い換えることになるかもしれません。

完成車の特徴(独断と偏見)
<20-30万エン>
ポジション 理想的なポジションを取ることが可能
コンポ 不満を持つことはないだろう
シマノならUltegra以上だと何も不満はないはず
組み立て ショップで一通り点検しているので良好だ
乗り出し 車両ポテンシャルの100%で乗れる
乗り味 速くて長距離でも疲れにくいはずである
所有満足 家の中に置き、しばらくは自転車を眺めながらニヤニヤするだろう
     交換するところがないのでそのうち関心がなくなるかもしれない。
1年後 ポジション系の微調整をしているだろう
2年後 完成

<10-20万エン>
ポジション 理想的なポジションを取ることが可能
コンポ 不満を持つことはないだろう
シマノならTiagra以上だと何も不満はないはず
組み立て ショップで一通り点検しているはずなので良好だろう
乗り出し 車両ポテンシャルの100%に近いところで乗れるだろう
乗り味 速くて長距離でも疲れにくいはずである
所有満足 家の中に置き、しばらくは自転車を眺めながらニヤニヤするだろう
     しかし、そのうち気になる部品が出てくるはずだ
1年後 ポジション系のハンドルやサドルを買い換えてるいるかもしれない
2年後 ホイールを買い換えているかもしれない
3年後 完成

<2-5万エン>
ポジション 理想的なポジションは一般的な体型の人以外は難しい
一般的な身長から外れるとポジションはつらいかも
コンポ 調整が不十分により、不満を持つ可能性がある
組み立て 回転部が渋い、仮組み状態のはずである。
乗り出し 車両ポテンシャルの60-70%くらいで組み上がると思う。
調整できれば100%にできる
乗り味 速いものの長距離では上記問題により疲れるだろう
所有満足 最初は家のなかでも、外に置くようになるだろう
 1年後 サビが見受けられ、鬱陶しい存在になってくるかも
 2年後 乗らなくなっているかもしれない
 3年後 乗っている?

2017年6月6日火曜日

ロードバイク本音のホイール論を読んだ

この本はアマゾンでは散々言われているが、それほどひどい内容だと思わない。
というのもスポークホイールに関する技術情報はとにかく少ないからだ。
ロードバイクだけではない、バイクもスポークホイールの情報がほとんどない。

しかし、2回目を読んだら?ではないかと思い始めた。
なにか素材に対しての評価をしているように感じられて、完成車で正しく機能する
ホイールとしての評価なのかと言うのが、今ひとつ明確ではないと感じた。

ホイールはリムの剛性が高い方が良いと言う。
リムハイトが高いものや安いリム等は物理的に重いから、剛性も高くて良いとのこと
だけど、動物は体重が重いものが最強だという考えに似ていると思った。
実際は軽量な人間が支配しているわけだし、完成したホイールとして考えた場合に
なにか違うのではないかと思った。

あと結線は不要というのも納得がいかない。
例えば小径車のホイールはスポーク長が短く結線は全く不要だが、リムハイトが
低い700cのホイールには必要だと思う。

剛性が高いのとテンションが強いことが速さにつながらないというのは納得できる。
ただ、剛性が低いことによるたわみでペダルを踏めないとしたら、結線は必要なの
ではと思う。
スポーク以外にワイヤーでもホイールは成立すると言うが、その完成形のホイールは
使い物になるかどうかは別問題である。

あとタンジェントは横剛性が少し落ちるからフロントホイールに採用してないとの
ことだが、今後ロードはディスク仕様になり全部タンジェントのフロントホイール
になるはずなので、言わんとしていることがわからない。

私は、自転車はスポークホイールから逃れられないと考えてる。
理由はコスト・重量増・メンテナンス性により、サスペンションをつけられないから。

スポークは良くできている。弱く張ればサスペンション的な役割をするし、
強く張れば駆動剛性が向上する。

こんな都合が良い働きをするのはエアサスしかないと思う。
空気圧で柔らかくも硬くもできるので理想的だと思う。
ただ、現時点においては軽量化がコストの点で難しいだろう。

2017年6月1日木曜日

手組みの可能性

以前手組みの限界について書いてみたが、可能性が見えてきた。
ロードのディスクブレーキによる、リヤ142mmのエンド幅である。
もし、こうなればオチョコは解消して、理想的な手組みホイールが作れる。

左右のスポークテンションの差はなくなり、スポークは左右同一長になる。
緩みにくくて振れにくいホイールを組むことが可能だ。あとは組手次第になる。

ブレーキはディスクブレーキが良いに決まっているのだ。
例えば、ブレーキを使う乗り物で一番高度なものは飛行機だと思う。
飛行機は仕組みが若干違うのかもしれないが、ディスクブレーキを使っている。

カーボン、チタンなどの先端素材は飛行機から来ているはずなのに、
なぜブレーキはキャリパーブレーキのままのだろう?

自転車は軽いから関係ないと言えない。例えば急な下りを長距離ブレーキするなら、
その疲労度合いはキャリパーとディスクでは雲泥の差があるはずだ。

確かに、キャリパーブレーキは涙ぐましい努力により十分な制動力を持つように
なったが、ディスクブレーキには全然敵わないと思う。

ディスクブレーキは人差指一本で止まることが可能である。
微妙なコントロールもできるし、十分な制動力もある。
それにディスクブレーキはとても単純な構造なのでメンテナンスフリーで壊れにくい。

早くこいこいリヤエンド142mm化!