2016年10月27日木曜日

バイクのスポークホイールを作ろう③

現在KLXはバラバラ状態だ。
ホイールをふと見るとディスクローターがついている。
これを外して見たのが不運の始まりだった。
フロントは4箇所でちょっと堅かったが、浸透材にて外れた。

リアは6箇所だが、まるでビクともしない。
延長パイプをかましてもダメ!
延長パイプだと70Nm以上のトルクをかけられる。

もともとのトルクは20Nmくらいとネジロックなのでネジ固着と判断する。
バーナーで炙ってみたが、結局6本全部のネジが舐めた。

次にタガネを使いコンコン叩くが、永遠に時間がかかりそうなので断念。
こうなったらネジの貫通だとドリルにて穴を開けるが、ドリルがたくさん必要だ。
意外と高いのでどうしよう。

ふとエキストラクターを試して見たら、ポロっと外れた。
最初からエキストラクターを使えばよかったんだよね。

しかし、まだ5本もある。ネジにドリルで穴を開けるのが大変だった。
力任せにすると、すぐにドリルの刃はダメになる。
なんとか穴を開けて、残り5本はエキストラクターが折れるのではと恐怖を
覚えるトルクでガキッと外れた・・・

確かにブレーキロータを外すことを見て見ぬふりもできた。
でも、いつか誰かが困ることは明らかなので今困っておいた。
また、このような経験は良い勉強になると思う。

終わればなんともないが、作業中はすごい不安を味わうことになる。
一応代替え案を考えて、KDX125のA2ハブ以降はハブが共通のようなので
最悪これを手に入れることで対応しようと考えた。
ネジが錆びてきたら交換した方が良いというのが今回の教訓かな!


2016年10月22日土曜日

MTBの異音発生

今日MTBに乗ったら、何かカチャカチャ音がした。
壊れると嫌な部品はフロントブレーキで次はフロントフォークだ。
ブレーキは壊れる理由がないのでいいとして、フロントフォークからの異音だと
嫌だなと思ったが、オイルが入ったフォークからカチャカチャと異音がする
わけもなく、ああ!わからない!となり引き返すハメになった。

調べるとシートポストのボルトが緩んでいた!
サドルが一番後ろの位置にっていたが、ポジションに違和感がなかった。
たしかにハンドルが近いセッティングなので、気がつかなかったのかもしれない。
クソ〜と思いながら、トルクレンチで5Nmで締め直した。
ここサドルの平行が取れにくかったから、適当だったかも。

私は整備に関してはバイクの方が好きだ。
自転車の整備は簡単だと思う。ただし、難易度が高いのがホイール組みだと考えている。
他のパーツは基本マニュアル通りやれば普通に動く。
あと適切な工具があれば普通に組める。

しかし、バイクは理屈がわからないと手を出せない部品ばかりだ。
例えばキャブレーター。霧吹きを複雑にしたものであるが、それぞれの機能が
わからないと永遠に好調にはなりゃしない。
エンジンは理屈がわからないとやる気にすらならない。
サスペンションも機能がわからないとセッティングできない。

ブレーキのエア抜きもそう。
これも理屈がわからないと全然エアーが抜けてくれない。
しかし、ブレーキ専用ツールを使わなくても理屈がわかれば、20〜30分で完璧な
エア抜きができる。これはあとでYouTubeで実践してみる。

自転車で一番難しい技術はペダリングだと思う。
これはマスターするにはとても時間がかかる。
というのも、意識するのが難しいところを意識しなければいけないからだ。
ペダルは漕ぐものではなく、回すものだと頭でわかっていてもなかなかできない。

ダンシングも難しい。
ダンシングは上半身の角度と自転車の振り方で別物になるので適切な使い方の研究が
必要だ。

インナーとアウター、リヤスプロケもその使い方を考えないといけない。
というのも抵抗が強い組み合わせがあるからである。
人間の出力はとても小さいので些細な部分を意識しなければならない。

というように自転車は乗る方が整備なんかよりはるかに難しいと思う。
だから自転車は乗るのがとても楽しいのである。

2016年10月20日木曜日

TW200を手にいれた⑦

今日は60kmくらい試走をした。
始動がイマイチだったのは嘘のようにセルでもキックでも問題ない。
タコメータがないのでフィーリングになるが、アクセル開度による問題はなさそう。
もう少しパワーが出そうな気もするが、200ccなので求めすぎなのかもしれない。
キャブセッティングは一発で決まってしまい、ジェットが無駄になったかも。

マフラーがスパトラなので音がうるさい。
回した時はレーシングマフラーのようないい音がするが、巡航時の音は単調だ。

アップハンドルがなんとも言えない。ものすごく操作がしやすいと思う。
でもカッコ悪いかな?

マッドガードを購入してカスタムは完了と言いたいが、タイヤは我慢するとしても
チューブを交換しなくてはいけない。

スカチューンのTWはどういうバイクかというと、カッコはともかくバイクの性能
としては?と言わざる得ない。少なくともノーマルの方がトータルの性能は高い
と思う。ノーマルは完成しているが、カスタムはそれを壊すことになり、
たいていの場合は性能が落ちるからだ。


2016年10月19日水曜日

TW200を手にいれた⑥

TWは完成したと思う。
今日キャブセッティングを行なった。

元々のセッティング
 メインジェット:#155
 ジェットニードルクリップ段数:5/5
 パイロットスクリュー戻し:未確認
 パイロットジェット:#31
考察
 メインジェットが大きすぎと思われる。
 ジェットニードルクリップ段数を一番濃くするのではなく、
 そうしない方法を考えるべき。

新しいセッティング
 メインジェット:#140
 ジェットニードルクリップ段数:3/5
 パイロットスクリュー戻し:1 1/2
 パイロットジェット:#32.5
考察
 メインジェットは少々大きいサイズにした。
 ジェットニードルクリップ段数はデフォルトにした。
 パイロットスクリューは2回転以下の戻しが好きなのでそうした。
 パイロットジェットはエアクリーナーを考慮してワンサイズ大きなものにした。
 100%のセッティングは純正キャブでは出せないから、若干濃いめのセッティング
 を狙うこととする。

しかし、ものすごく調子が悪くなり家まで150mくらい押して帰るハメになった。
まあ、もともと調子悪かったのだけどね。

始動がとても悪かったので、圧縮と燃料に問題がなければ着火に問題ありと考えて、
プラグを交換したところ、大復活をしました。

少しの試乗では中速から高速へのつながりはよい。
アクセル戻しでアフターバーンもないから薄くなさそう。
TWって意外と速いかも。

2016年10月17日月曜日

バイクのスポークホイールを作ろう②

KLXをフレームまでバラした。
想像を絶する汚さでぶっ倒れそうだった。
しかし、ここまでバラすとメーカーの設計思想が見えてくる。
 KLXはオフロードレーサーであり、かなり本気度が高い。
足回りはとてもしっかりしているがフレームは柔い。
フレームにしなりをもたせて衝撃を吸収する設計思想なのであろう。
リア周りのリンク機構がとても良い。
フロント倒立フォークもとても良い。
そのため、このバイクのメインステージはオフロードだと思う。
オンロード仕様にした場合、このフレームでは力が逃げそうだと感じた。
Dトラッカーは何か対策をしているのであろうか。
あと、ボアアップをした場合も同様である。
ここからパーツクリーニングして、トルクレンチを使い規定トルクで組み立てる。
10万キロ走っているらしいが、フレームはまだまだ大丈夫そうである。
サビも少なめでいい感じである。
1箇所ネジ折れそうだったが、うまく切り抜けた。
エンジンはスペアがあるらしいので載せ替え予定である。
他にも手をつけたい部分もあるが、お金がかかるので要相談となる。
ボルトは錆止め剤をテストしたいため、なるべく流用する予定。
スポークホイール制作はヤフオクで敗れたので計画頓挫しそうである。
とりあえずハブが欲しいが、自転車のようにハブだけで出品はあるわけでなく
ホイール丸ごとだと、送料高くなるしどうすればいいんだ!

2016年10月16日日曜日

TW200を手にいれた⑤

TW200がとりあえず完成した。
タンクが錆びだらけでとても大変だった。
試乗した感想は思ったより速いけれど、ブレーキが効かないというものだ。
ブレーキが効かないのはパッド交換である程度は良くなると思う。
また、ポジションが独特である。これは慣れの問題かもしれない。
一番の問題はキャブセッティングがイマイチすぎる。
セッティングが薄いと思う。
これはスローとメインジェットを大きくして対応したい。
スカチューンをしたらこの辺りは交換していおいて欲しいものである。
ノーマルキャブでセッティングが出るはずもないのだから!


2016年10月8日土曜日

湾岸ミッドナイトについて②

湾岸ミッドナイトは面白かった。
車のアニメはとにかくスピード+テクニック命みたいなところがあって
面白いのだが何か違うと思っていた。

話はかわり、いつの頃か仕事の面白さは自分が立てた仮説に対する結果の満足へ
変わっていった。
普段から正しい行動を取れば正しい考えをできるようになり、キザな言い方をすれば
それは未来を想像できることになる。そして未来を創造することになる。
そんなエッセンスがこのアニメには込められている。

また、速く走ることに虜になってもそれが楽しいのかどうかを自問自答しており、
とても興味深い。
自分と同じ考えを持った人と交わりたいというのが、湾岸ミッドナイトの走る
理由なのだろう。
あと、Zに吸い寄せられるように人が集まってくるというのも現実的な話である。
魅力は周りに伝播するからである。

これは映画では表現できないドラマだ。最も適しているのは文章であろう。

2016年10月7日金曜日

バイクのスポークホイールを作ろう①

友達のKLX250を保管しているのであるが、ついに着手する時が来た。
この車両はホイールを17インチにしてあるので、フロント21インチでリア18インチ
で組み直したい。ヤフオクで程度の良い中古が揃えばよいのだが・・・
組み方は自転車と同じであろうが、スポークが太いので綾を取らないと思われる。
フロントは逆イタリアンかな。リアは左が駆動軸なのでやはり逆イタリアンなの
だろうか?または前後とも逆JISかな。
まあ、バイクなので組めるようにしか組めなく、ハブの設計をしているのかもしれない。
精度は横振れ0.8mmの縦振れ0.5mmなので楽勝であろう。
実はスポークのトルクレンチが販売されているので、これにて全てのスポークの
テンションを合わせてから振れを取れば楽だと思われる。
バイクのホイール組が職人しかできない大変なものだという概念を壊してやろうと思う。
多分道具さえ揃えてしまえばこれは簡単なはずだ。

2016年10月4日火曜日

湾岸ミッドナイトについて

最近、YouTubeにて湾岸ミッドナイトを見ている。
まあ、なんとも不思議な話でこれは小説のほうが面白いのではないかと思う。
アニメの描写は現実感があまりなく、不思議。アニメなのに浮遊感があって変。
例えば時間軸が変。それなりに働いて、おそらく早朝付近に首都高を飛ばす生活は
現実ではありえないだろう。ありえても、過労で事故率が非常に高くなるはずである。

チューニングカーを見ていると零戦を思い起こしてしまう。
零戦を名機だという人もいるが、いろいろと調べるとそうでもないと思うようになった。
一番の弱点は防御性であろう。戦闘機であるからには被弾をするが、その防御性を犠牲
にして軽量化を図り戦闘能力を上げる。だた、こんなことをしていてはダメである。
いく末は皆さんがご存知の通り。

チューニングカーを否定するつもりはさらさらないが、純正のようなオールマイティな
車には絶対ならないはずだ。
自転車だと、その人の体の資質>ホイール>フレーム>その他、の順で効果が高い
と思う。車だと、タイヤ>ボディ(サス)>エンジン>その他、の順なのかな。
馬力は魅力があるが、それを路面にうまく伝えられなければなんの意味もないのである。

限定されたステージで能力を発揮するのがチューニングカーなので、金持ちの趣味
と言える。一般人でもできないことはないが生活が犠牲になるはずだ。

2016年10月2日日曜日

東京ヒルクライムHINOHARAステージに参加した

毎年10月は東京の檜原村で開催される東京ヒルクライムに参加する。
コースはヒルクライムと言いながら、前半はハイスピードセクションで、
奥多摩周遊道路からは本格的な登りになる。
距離は25kmと長めで走りごたえもある。

前半は登りあり下りありで、適切なギヤを使えないとまともに走れない。
アウターギヤとインナーギヤの使い分けがわからない人は、このコースを走れば
どのように使えば良いかわかるのでオススメです。

このコースで速い人はヒルクライムが得意かつ、平地も得意な人なのだと思う。
私は平地が苦手なので、前半のハイペースのトレインについていけなかった。

レースなのでホイールはOHS-RR1にて参加したが、去年より大幅にタイムは
短縮されていた。
これはホイールのおかげなのかどうかは別として、ホイールがマイナスになって
いないことは確かである。

自転車だけで走る道路はとても気持ちがよく、余計な雑音もなく走りに集中でき、
これはとてもたまらないことである。
また、頂上付近は霧に覆われていた部分もあり、楽しかった。
奥多摩周遊道路の景観はほどほどに良い。

このレースは檜原村のおもてなしを十分に受ける事もできるので、きっと満足する
だろう!
また、来年も参加したい。