2018年1月3日水曜日

ママチャリのメンテ

ママチャリを6か月ほど運用してみて、不満に思ったところを改善する。
まず、ギア比だ。次にリアブレーキ。この二つと全体の点検をしてみる。

だが、ママチャリは、基本点検をしない。一般的には壊れれば買い替えになると思う。
とはいえ、錆の問題はあるがフレームは頑丈だし点検をすれば相当持つはずである。

では、こちらの部品を交換する。


右から40Tのクランクとサーボブレーキである。
ここでやっちまった!標準を36Tと勘違いしていた。
実際は32Tで一気に8T大きくなった。
リアでいうと、2T大きくなったくらいか。

フロント32Tのリア14Tだと、気分が乗った時に、モアギア~と感じる。
それがかなわぬシングルバイクはもどかしい。

どうしようかと、多段化を検討した。
内装ハブは、内部構造による抵抗が大きいのでNG。
シングルギアは下りが速い。抵抗もなにもないからね。
何もしなくても他のママチャリをスーと抜いて行く。

外装ハブは、ママチャリ用の6・7段は最小スプロケが14Tなので、
そもそも意味がない。

外装8段以上は、ちょっと邪道系になると思われ手を出さない。
そして、シングルギア比の最適化で話はまとまった。

ブレーキはアサヒの最安のママチャリにより、リアはキーキーなくバンドブレーキ。
ベルの代わりだと粋がっていたものの、恥ずかしくなり止めた。

雨でも関係なく乗っていて、少し錆が出てきたかな。
まだまだ新車同様とも言えるかな?



それでは、さっそくばらす。
ペダルは右は右ネジ。


左は左ネジ。(逆ネジ)


覚え辛い。ペダルは進行方向に対して前側が締まると覚える。
なので、車体後ろ方向にレンチを回して緩めよう。

続いてクランクを外す。カバーを外し、


固定ボルトを外す。
ここは左右ともに順ネジである。


クランク外しを取り付けて締め込む。


左クランクも外したら、BBを外す。
BBは右は左ネジ。(逆ネジ)左は右ネジだ。
ペダルと逆と覚えましょう。進行方向に対して前側が緩まる。



ママチャリはこのあたりがわかり辛い。






フロントもゴチャゴチャ付いている。


フロント・リアホイールは横振れが酷いので調整した。
センターも狂っていたが、振れを取ったらぴったり合った。


ただし、数か月前にも調整しているので、すぐ振れが出る理由は何だろうか。
スポークテンションが弱いからだろうか。
アラヤの26インチリムにしてみるかな。

リアブレーキのドラム外しは、サイクルアサヒさんで工賃324円でした。
自作工具で外したりする人もいるようだが、専用工具だと秒の作業なんでね。
ワタクシはさすがにドラム外し工具は買いたくないな。

フレーム全体的に水洗いをして完了。
クランクを取り付けたら問題発生!

チェー外れ防止カバーの裏側がフレームに干渉する。
BBの右オフセット量を増やしてみたが、ペダルの左右差が拡がり嫌なので、
裏側のカバーを諦めて取り外し、ネジで固定した。


ペダルはゴリゴリした回転で死にそうだ。
これは余りものに交換。半年持たないなんて・・・
走行距離はおおよそ800kmくらい。

BBはシマノ製に交換しており、何事もない回転だった。
ヘッドは購入時に整備しており、回り方も正常だったので開けていない。

特にメンテは不要だったが、錆が見受けられる。
塗装が十分でないのだろうね。

試乗をするとペダルが重い。これは速いマシンに生まれ変わったか!