2016年9月27日火曜日

MTBを試乗してみて感じたこと

BHゼニスを試乗していて、ホイールのテストがメインテーマではあるが、
MTBで感じたコトを書きたい。

まず、MTBはロードに比べて車重が重い。
でもこれはフロントフォークが付いているので良しとする。

次に、MTBのフロントフォークの沈みこみが気になる。
固めにセッティングすれば、それではリジットのフォークで良いのではとなり、
だったらロードで良いのではとなり難しい。
柔らかめにセッティングするとダンシングする気が失せる。

だが、MTBの一番の問題はポジションの自由度のなさである。
それに比べるとロードはマルチポジションなので、楽に速く走れる。
MTBでもバーエンドをつければ多少改善されるかもしれないが、
幅広ハンドルのバーエンドは力を入れづらいと思う。

じゃあ、MTBにドロップハンドルを付けたらとなると、今度は車重の問題が
浮上するのではないかと思う。また、悪路も走れなくなると思う。
それに、だったらシクロクロスでいいじゃんということになる。

やはり、MTBは得意分野で利用したほうが良いというコトであろう。
未舗装路を走ればとても良いということになるのであろう。
OHS-MT1は他のネガの部分が目立ちすぎて現状はテストにならない。

BR-6800の分解について

キャニオンについているBR-6800をどの程度分解すれば良いか考えてしまう。
全モデルはパーツリストが細かく部品分類されていたので、シマノは分解を
推奨しないであろうものの十分対応可能であった。
パーツリストがしっかりしていればマニュアルはいらない。
マニュアルで欲しいのは締め付けトルクの情報くらいかな。

しかし、BR-6800はブレーキキャリパーの部品をブラックボックスにしてあり
触るなという意思表示が見て取れる。
私は分解も組み立てもできるはずであるが、細かい部品の交換が必要になった
時に終了してしまうので、分解は思い止まることにした。
動作が明らかにおかしいくなったらチャレンジしてみたい。



2016年9月24日土曜日

TW200を手にいれた④

キャブレータの分解にとても手間取ってしまった。
問題は2つ。まずはフロートピンが外れない。
腐ったガソリンで固着していることはあるが、明らかにおかしい。
調べると圧入してあるらしい。

いろいろ試してピンを外せたのが下記方法だ。

キャブを固定してポンチで叩く。
なんとも原始的で他を傷つけそうで嫌な方法であるが効果はあった。


ある程度まで叩いたら、穴径によりポンチでは対応できず適当な棒を突っ込む。
これは自転車用の2mmのスポークをカットしたものである。
ガンガン叩いてやっと外れた。

文字で書くのはあっけないが、これは壊しているのと紙一重で神経を使い
とても嫌な時間を過ごした。

次に、ニードルバルブホルダーが外れない。
通常これはラジオペンチでスポッと外れるらしい。
しかし、このホルダーはラジペンの先端が変形してもビクともしやしない。


ホルダーは円形なのでエキストラクターを使用する。
ボルト除去がメインの利用方法であるが、ブッシュ系の取り外しにも重宝する。


このエキストラクターはサイズが合っていなかったので、
先端1cmくらいグラインダーでカットにて使用した。
がっちりつかんで回転しながら外れました。

このキャブはガソリン抜いていたのにこの有様だ。
ガソリン残留のキャブは想像しただけで嫌になるね!

2016年9月21日水曜日

TW200を手にいれた③

TWのレストアは順調といえば順調。
カスタムでアメ車並のアップハンドルなのであるが、当然配線を延長する必要がある。
だが、配線が気に入らない。
適当にやりましたというのが見え見え。
これで工賃をとってはいけない。

まるでセンスなし。
テープを剥がすがネチョネチョで気持ち悪くなった。

おっと、配線が抜けてしまったぞ!
これはブレーキランプケーブルであるが、アクセルとクラッチのスイッチボックスも
こんな調子で、これではだめだと素人の私は思う。
キボシ端子は適切な工具と正常な人間であれば、このように簡単に抜けない
圧着ができる。
だが、キボシ端子はかさばるので、私は半田付けをする。

配線はスパイラルケーブルを使った。ちょっとシースルーなのでいい感じ。
半田がそれなりに出来ていれば、取れることはまずない。
いずれにしてもキボシでも半田でも作業後に引っ張ってみることが大事である。

2016年9月20日火曜日

TW200を手にいれた②

今日もTWの分解だ。

自転車とは違い部品点数が多いので時間がかかる。
まあ、TWはエンジンと電装系がついたMTBみたいなものなのだ。
ただし、サービスマニュアルがないのでちょっと大変である。
ここまでバラしてチェック&クリーングをして組み直すと新品同様になる。
分解してわかったことがある。
TWはフレームがとても軽い。
エンジンをフレームメンバーとして考えているからだ。
今日は雨が降っておりあまり作業がはかどらなかった。

2016年9月19日月曜日

OHS-RT2で白石峠に行ってみた②

土曜日にまたまた白石峠に行ってみた。
今度は友達が一緒なので気合が入る。
きついけれど、良いペースで登り、勝負平からラストスパートだ。
するとあっさり30分を切れてしまった。
OHS-RT1と同じくらいのタイムである。
おかしいな。
私の調子が良かったのだろうか?
いずれにしても日々のサイクリングロードTTから見ても、
OHS-RT1の方が速いはずである。
でも、OHS-RT2も意外と山岳も得意なのかもしれない。
そろそろ、ヒルクライムレースなのでOHS-RR1に履き替えたい。

2016年9月18日日曜日

TW200を手にいれた

ふとしたことからTW200をゲットしてしまった。
普通の人から見ればガラクタ同然。

しかし、こんなモノはホコリをかぶっているだけなのですぐにキレイになる。
昔流行りのスカチューンである。
オリジナル派の私としてはちょっと不満ではあるが、外装一式を手に入れる
気力が起きないのでこのままのレストアを始める。
とりあえず数年放置によりキャブレーターは死亡。バッテリーも死亡。
他の部品はバラしつつ、状態を見つつ部品交換していくつもりだ。
もちろんフレーム単体までバラして掃除する。
程度は良いと思う。
なぜかというとサビが少ないからだ。
わかりやすいのがスポークのサビである。
ポツポツサビは味なので放っておく。
トラブルがなければすぐに程度のよい中古車くらいにはなるであろう。

2016年9月15日木曜日

このテレビが面白い

ディスカバリーチャンネルの無一文!南米トラベルが面白い。
リオデジャネイロからスタートし、72日間でパナマまでの9000キロを移動するとのこと。
金を持たずにどうやって移動するのか?アメリカらしいぶっ飛んだ番組だ。
テレビなのでヤラセがないとは言わないが、最小限だと思う。
冒険家のロブがなんともすごい人である。
いい服を着たり、美味しい料理を食べたり、人より良い暮らしをしたいとかいう
欲望が感じられない。とにかく自然体なのである。
なので、普通の人とはあまり噛み合わず、カメラマンのジェームズと主張がすれ違い
まくる。でもジェームズもロブに染まっていくのかな。
生きるということをロブを通して改めて考え直せるくらい衝撃的な番組だ。
ディスカバリーチャンネルはたまにとてもショックを受ける番組を放送する。
以前のギャングの掟という番組もすごかった。元マフィアのルー・フェランテという人がアジア等の刑務所でギャングにインタビューをするのだが、ギャングのボスクラスと対等以上に話しができるので経歴は嘘ではなさそうである。さすがにアメリカ刑務所だと経歴が経歴だけにまずすぎるのだろう。これもヤラセはあまりないというかできないと思う。

なのでとても興味深い内容である。
さすが全世界4億5千万世帯の視聴数なので良い番組も多いです。

2016年9月14日水曜日

シマノ展示会に行ってきた

今日はシマノ展示会に行ってきた。
非常に興味を惹かれた商品が2点あった。
まずはデュラエース9100のカーボンチューブラーホイールだ。
これはデザインと性能がとにかくすばらしい!
今年のツールにてクリス・フルームが密かに試して好評だったとらしい。
新たにディスクブレーキ仕様も登場して、ある意味究極であろう。
次にハブダイナモのヒルモである。
名前の通り常時点灯タイプのダイナモだ。
これはママチャリでテストをして抵抗の少なさに驚き、ぜひロードでもと思ったが
スポーツタイプが出るようである。
想定はクロスバイクぽいが、そんなの関係ない!
発表されたらロード用に組んでみるつもりだ。もちろん24Hの変速組みで組んでみる。
これはとても楽しみである。
バイクは随分昔に常時点灯になった。自転車も常時点灯で良いと思う。

2016年9月13日火曜日

トルクレンチについて

自転車整備にはトルクレンチが必要である。
用途は締めすぎないためである。
10Nm以下のトルクはどうしても強く締めすぎてしまう。
また、締め付けのバラツキがなくなるのも良い。
今日バイクの整備でトルクレンチを使用した。
モノタロウの安い物で42-210Nmと幅広い。
この場合は逆に締め付けが足らないと嫌だからだ。
バイクの場合100Nmの締め付け箇所があり、手締めでははさっぱりわからない。
かなりおもいっきり締め付けて、ここかというところで適正トルクになった。
まあ、精度は5%くらいの誤差なら良しとする。
自転車の場合は15Nm以上の締め付けは感覚でガッチリ締め付ければとくに
問題は起こらない。ペダル・BB・スプロケット等。
手の感覚は曖昧なのである。
例えば毎日13Nmで締め付ける作業をしていれば、感覚でも誤差なく締め付けらるのかも
しれないが、じゃあ14Nm、15Nmとなるとできないと思う。
人間の感覚は曖昧なので測定器は利用した方が良いと思う。

2016年9月11日日曜日

MTBの手組みホイールを作るぞ!⑨

BHゼニスが完成したので、試走をしてみた。

まず、感じたのがフロントフォークのストロークが激しいのとポジションで前傾が緩い。
フロントフォークはダンシング時の沈み込みが気になった。
だいぶ力が逃げていると感じる。
ただ、乗りごごちに関してはMTBを普通とするならば、ロードは何?という印象。
ロードはカーボンフォークだろうがアルミだろうがクロモリだろうがリジット
フォークなので乗りごごちがすこぶる悪い。
FOXのフォークはエアサスなのでプリロードとリバウンドが変更可能につき
もう少しセッティング煮詰めたい。
そして、ポジションについてはロードを標準としているので、ある意味ぴったり
なのかもしれない。
もう少し前傾がきつい方が整地の平地では速く走れるが、不整地を想定すると
このポジションで良いのかもしれない。
これはサドルを少し後ろに下げてみて調子を見たい。
フロントフォークのオイル漏れは今のところなし。このままがんばれ!
また、初ディスクブレーキは制動力に問題はないが、ブレーキのタッチがイマイチ。

バイクのテフロンホースが基準と考えると、MTBのブレーキは聞き始めがムニュー
と効いてさらに制動力をかけるとムニュムニューと効く感じ。
エア抜きがイマイチなのだろうか。
なお、ブレーキはホース付きのモノを落札したのでブレーキは特に何もしていない。
ちなみにテフロンホースはガツンと効いてあとは硬い握り心地で制動する感じである。
コントロール性が良いのでこちらの方が好き。
結局コンポはSLXメインになってしまった。
クランク/チェーンリング、FD、RブレーキローターがDeoreだ。
肝心のホイールOHS-MT1はどうかというと、悪い印象の部分があったから
よくわからなかった。つまり、今のところホイールに問題は見受けられない。
早く悪い印象の部分を直してホイールのテストに専念したいところである。
重量はペダルとボトルゲージ込みで11kgであった。
フレームだけだったのが自転車に進化するのは地味に嬉しい。

2016年9月10日土曜日

OHS-RT2で白石峠に行ってみた

OHS-RT1からOHS-RT2にホイールを入れ替えてテストをしている。
私の場合は平地だとOHS-RT1の方が若干速い。
今日は白石峠にて山岳でのテストをしてみた。
結論から言うとOHS-RT2は山岳でも特に問題ないが、タイムは出ないということである。
実際にOHS-RT1より1分ほど遅かった。
頑張ってもあと15〜20秒短縮が限界だろう。
これは以前所有していたシマノWH-RS81-C35とタイムが同じくらいだ。
このホイールではどうしても白石峠にて30分を切れなかった。
同様にOHS-RT2も30分を切ることは難しいと思う。
まあ、WH-RS81-C35と同じようだと考えるとコスパは良いと思う。

2016年9月8日木曜日

MTBの手組みホイールを作るぞ!⑧

MTBのフロントディレイラーは3種類の形式がある。
サイドスイング、トップスイング、ダウンスイングだ。
変速性能はこの順番になりそうで、問題はフレームが対応しているかどうかだ。
さらに、トッププルとデュアルプルの2形式があり訳わからなかった。
要はワイヤー上引きとワイヤー両引きという事なのであるが、
それならデュアルプルだけで良くないかと疑問が湧く。
ロードの世界のFDはダウンスイング/ダウンプルオンリーなので、
最新のデュラはトップスイング?、MTBのFDの違いがわからなかった。
しかし、シマノはなぜロードのサイドスイング、トップスイングをすっ飛ばして、
電動に行ってしまったのだろうか。
MTBの世界を見ているとまだ機械式でやれる事はありそうであう。
まあ、MTBの方が環境がシビアなので新技術の開発に向いているのかもしれない。
と前置きが長くなったのだが、BHゼニスにトップスイングのFDを付けようと思ったら
付かなかった、くやしーという事なのです。
ゼニスのシートチューブは下にいくにつれて太くなっていた。
手の込んだフレームである。
これ定価だといくらするのだろうか。
いまだに分からない。

2016年9月7日水曜日

MTBの手組みホイールを作るぞ!⑦

BHの完成はもう少しなのであるが、BBの取付が気に入らない。
というのも、92mm幅なのにもか関わらず、右側に2.5mmのBBスペーサーが入っている。
どんな理由なのかは不明である。マニュアルにも不要である事が明記されている。
ペダルの左右バランスをとっているのかと思ったが、1mm以上ずれているので違う
と思う。
左右バランスをとるのは好きな手法であるのだが、ビンディングでないとあまり
よくわからない。ちなみに私は左右の1mmの誤差がわからなかった。
また、フラぺはすぐにどちらかの足がずれてしまい、バランスをとる意味があまりない。
それに微調整はペダルスペーサーの方が簡単である。
前回プレスフィットBBについて触れたが、こういう経緯があったのである。
ハンドル、ペダルのシンメトリーが適切なのかはその人によるのであろう。
ただ、基準を修正するのは正しいが、基準でないものを修正するとわけがわからな
くなると思う。

2016年9月6日火曜日

弱虫ペダルについて

スカパー!オンデマンドにて会員限定で弱虫ペダルの無料視聴ができるので見ている
のだが、YouTubeで見たから2周目なのだが、やはり無茶である。
まず、小野田坂道くんは初心者とはいえ、ペーター・サガン選手級の天才である。
ここがわかっていないと果てしない勘違いをしそうだ。
山道で100以上のケイデンスを継続してできる人はあまりいない。
これは車でいえば10000回転を維持できる車がほとんどないのと一緒である。
次に、山道は楽しいというのはありえないと思う。
山道は辛くてきつい。ただし、登りきった達成感とか開放感は確かにある。
そして、山道で笑っている人はいない。
きつすぎて歯をむき出しにしていて、笑っているように見えるといえばちと苦しい。
まあ、目は絶対に笑ってないと思うよ。
新城幸也選手が言っていたらしいが、速く走るには重いギヤをガンガン踏むことが
大切らしいって、それが普通できないの!当たり前の理屈で夢も希望もない。
自転車選手は苦痛に強いとも言うがやはり夢も希望もない。
白石峠では中間地点あたりで自転車を押して登っている人がたまにいるけど、
山はそういうところなのです。
マンガなのでなんでもありというは影響力が強いだけに高価なロードバイクを購入して
後悔する人もいるのではないでしょうか。
最初は安いロードでもいいのではないかな。
続けられそうならまともなアルミフレームに移行で、本気になったらカーボンフレーム
に移行という流れで良いと思われる。

2016年9月5日月曜日

プレスフィットBBの取り外しについて

ロードのキャニオンとMTBのBHゼニスはプレスフィットBBである。
BB86とBB92だが、これの取り外し工具で悩んでいる。
ハンマーで叩いて外すのはバカっぽいので、もう使いたくない。
BB30でコリゴリした。
一気に叩くのがポイントとかそういうことではないのである。
ヘッドの上ワンと下ワンの取り外しでガンガン叩くのはまだわかる。
しかし、いくら専用工具とはいえベアリングを叩くのはいかがなものだろうか?
そんなわけで叩かないベアリング外しを探していた。
あることはあるのだが、値段が高い。
MAGPIE BB2430が20,000円を切るくらいで、TRIPEAK EMA-TT-B001は代理店価格で
半分以下なので、こちらを買いたいので調べていたのだが情報なさすぎる。
多分使えると思うが念のため代理店にも使えるか質問中である。
この手の工具を自作する強者もいるが、時間と費用を考えると買った方が安い。
また、BB取り外しの工賃って高いと思う。
減価償却とか言ってるが、こんな単純な工具は切削でもするわけでもなく限りなく使える
と思う。時間も10分程度で作業できると考えると1,000円以下の工賃が適切だと
思うのだが・・・精度はBBが当たれば終了なんだし・・・
プロであればあるほど無駄がなくなるので早く丁寧にできると思うのだけどね。