2016年9月24日土曜日

TW200を手にいれた④

キャブレータの分解にとても手間取ってしまった。
問題は2つ。まずはフロートピンが外れない。
腐ったガソリンで固着していることはあるが、明らかにおかしい。
調べると圧入してあるらしい。

いろいろ試してピンを外せたのが下記方法だ。

キャブを固定してポンチで叩く。
なんとも原始的で他を傷つけそうで嫌な方法であるが効果はあった。


ある程度まで叩いたら、穴径によりポンチでは対応できず適当な棒を突っ込む。
これは自転車用の2mmのスポークをカットしたものである。
ガンガン叩いてやっと外れた。

文字で書くのはあっけないが、これは壊しているのと紙一重で神経を使い
とても嫌な時間を過ごした。

次に、ニードルバルブホルダーが外れない。
通常これはラジオペンチでスポッと外れるらしい。
しかし、このホルダーはラジペンの先端が変形してもビクともしやしない。


ホルダーは円形なのでエキストラクターを使用する。
ボルト除去がメインの利用方法であるが、ブッシュ系の取り外しにも重宝する。


このエキストラクターはサイズが合っていなかったので、
先端1cmくらいグラインダーでカットにて使用した。
がっちりつかんで回転しながら外れました。

このキャブはガソリン抜いていたのにこの有様だ。
ガソリン残留のキャブは想像しただけで嫌になるね!

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