キャニオンの開封記は後回しとして、ホイールのキシリウムエリートのレビューをしたい。まずは下記がスペック。
フロント
縦振れ 0.25mm
横振れ 0.11mm
センター 若干ズレあり
テンション 若干バラツキあり(ラジアル)
重量 705g(クイックなし)
リア
縦振れ 0.3mm
横振れ 0.2mm
センター 若干ズレあり
テンション フリー側バラツキほぼなし(ラジアル) 反フリー側バラツキあり(クロス)
重量 895g(クイックなし)
スペックレビュー
縦・横共に振れが少ない。フロントの横振れは驚異の0.11mm。
センターはホーザンのセンターゲージだとわかるレベルだ。
テンションはパークツールのものなのでバランスを見るのみ。
振れが小さいのでクロスするスポークのバランスは崩れる。
フリー側がラジアルなのか!これはシマノと逆の発想というかどういう思想なのだろう?
反フリーのクロスとフリーのラジアルをハブのフランジ高などを考慮し、高度な計算をもとに設計しているのだろうな。リアのリムは当然オフセットリムだ。
こんなことは手組みでは不可能だ。さすが完組!
ブルーアルマイトのニップルとハブボディが何ともカッコ良い。
走行レビュー
フロントの剛性は十分。リアのかかりは良い。乗りごごちが良い。
リムが軽いと思われ走行感は軽快である。リアフリーのラチェット音がうるさい。
これはとても良いホイールだと思うが、9万くらいならコストの点でOHS-T1で良いんじゃないと思った。あまり軽くないのでOHS-T1と変わらないことを期待したが、若干キシリウムエリートの方が優れているような気がした。
でも、ヒルクライムではタイムはあまり変わらないような気がする。
キャニオンにはとても似合っているが、これは使わないかな。
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