2016年5月27日金曜日

パークツールTS2.2のセンター出し

振取台TS-2.2のセンター出しにかなり手こずっていたが、やっと使い方がわかったので
報告したい。
まず、衝撃の事実を言うと、1554-1を使おうがセンターの出ているホイールを使おうが、
タイヤのサイズによってセンターは狂うということである。

1.1554-1の幅はなぜ127mmなのか
 
このしゃもじのような測定器具の下部の平行部分がセンター調整部となる。
ただ、この形状はユニークでありどうしてT字形状にしなかったのか。強度の問題かな。
平行でなくなる直前部が最小16インチということなのだろうか。

2.1554-1の幅を130mmにしてみた
適当なワッシャーにて130mmにしてみたが、まるで変化がなかった。
例えば700Cと18インチのホイールの両方でセンターは出なかった。
よって、リム幅は気にしなくても良いことがわかった。

3.700Cのセンターの出ているホイールにてセンター出し
700Cのホイールではセンターが出たが、18インチホイールではセンターは出なかった。
1-2mmくらいズレていた。

4.キャリパーアームの位置を固定
キャリパーアームを700Cの位置に固定し、1554-1にて確認するとほぼセンターは
合っていた。キャリパーと下部の丸い穴がリンクしているので、これは700Cリム
の位置と考えられる。なお、上部の穴の意味はわかりません。

これらから出された結論は、構造上の問題なのか不明だが、キャリパーアームの上下
にてセンターが狂うということである。
つまり、ホイールサイズが異なる場合、そのキャリパーアームの位置にてセンター出し
を都度行う必要があるということである。
ちなみに同サイズのホイールのセンターを見るのであれば、精度は1mm以下なので
十分に実用的と言える。

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